作業の様子
私たちの寮は、40名の利用者が楽しく生活しています。
ここでは視覚障害者の人と知的障害者の利用者が生活しています。
私たちは、障害があっても、自分でできることは頑張って自分で行うようにしています。
寮生活はつらいこともあれば、楽しいこともたくさんあります。
では、今日は作業についてお話ししましょう。
私たちは月曜日から金曜日まで、毎日作業をしています。
時間ですが、午前中は10時から11時まで。午後は1時半から休憩を挟んで4時まで行っています。
ただし、午前中は天気が良くて職員の人数が多いときは、散歩に行っています。
「どんな作業をやっているのですか?」
作業の内容ですが、割り箸を1本ずつ紙袋に入れたり、吉備団子が入る箱を折っています。
割り箸は職員が業者のところに取りに行ってくれます。
大きなダンボール箱に箸の作業に必要な材料が入っています。
箸は1つの袋に100本入っていて、それを1本ずつ紙袋に入れていきます。
紙袋に入った箸は職員がビニール袋に入れて、きれいにしてからセロテープで留めてくれます。
だから、仕上げが追いつかず作業が中止になることがあります。
そして箱は、業者の方がトラックに材料を積んでもってきてくれます。
「ぴっぴっぴっぴ バックします」というトラックのバックブザーと音声が聞こえると
「あっ、箱屋さんがきた」
という声があちこちから聞こえます。
すると職員たちが材料を運んだり、業者の方の説明を受けています。
箱は底と蓋があり、それを手分けして折っています。
折った箱は職員がチェックをして底と蓋を合わせてくれる利用者に渡します。
ときどき失敗をしては落ちこむことがありますが、楽しくやっています。